【高津区・溝の口】想像以上!?話題沸騰中の”みぞのくちワイン会”に潜入取材してきました!

街でウワサされている、溝の口のワイン会?

溝の口で、ちょっと気になるワイン会が開かれているのをご存じでしょうか。

「ワイン会」と聞くと、なんだか敷居が高そう、知識がないと楽しめなさそう——そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
けれど、今回ご紹介する“みぞのくちワイン会”は、そんな印象をいい意味で裏切ってくれる場所です。

場所は、いつもの溝の口。
特別に気合いを入れなくても、仕事帰りや週末に“ふらっと”立ち寄れる距離感でありながら、そこには日常とは少し違う、ゆったりとした時間が流れています。

実際に訪れてみると、そこにあるのは堅苦しさとは無縁の、あたたかくて心地よい空間。
ワインの知識がなくても自然と会話が生まれ、気がつけば周りの人たちと笑い合っている——そんな不思議な魅力があります。

今回、そんな“みぞのくちワイン会”の魅力を探るべく、実際に私・中野けんとが取材にお伺いしてきました。

「みぞのくちワイン会」ってどんな場所?

「みぞのくちワイン会」は、溝の口で定期的に開催されているワインイベント。

開催は主に金曜日や土曜日の夜で、会場は溝の口駅近くの「Nokuchi Lab」。
仕事帰りに立ち寄る方や、週末の楽しみとして参加される方など、思い思いのスタイルで楽しまれています。

参加されている方の年齢層は20代から80代までと幅広く、初めての方が多いのも特徴です。
さらに、車椅子の方やお子さん連れでも参加できるなど、誰にとっても開かれた場所であることも魅力のひとつ。

実はこのワイン会、“うんちく禁止”というユニークなルールがあり、ワインに詳しい方も語るのはNG。ワインに詳しくなくても気軽に楽しめる雰囲気が大切にされています。

この日は、なんと8種類のワインが飲み放題!
番号順に飲むのもよし、気になるワインから飲むのもよし。みなさん、思い思いにワインを楽しまれていました。

さらに、会の途中からはシークレットワインも登場!
毎回、ちょうどいいタイミングを見計らって高級ワインも登場するんです。お得すぎる…。

また、毎回テーマが設けられており、和食やスペイン料理など、その回ごとに違った楽しみがあります。
さらには、料理に合わせてワインが選ばれるのではなく、ワインに合わせて料理がつくられるというのも大きな特徴。会場にもなっている「Nokuchi Lab」の皆さんが、料理を担当されています。

「ワインに詳しくないけど大丈夫かな?」という方こそ、ぜひ一度足を運んでみてほしい。
そんなやさしい空気感に包まれた場所が、「みぞのくちワイン会」です。

きっかけは“地域に役立ちたい”という想い

「みぞのくちワイン会」を主催するのは、仙田巧さん。
仙田さんは、これまでワイン業界の第一線で活躍されてきました。
かつてはメルシャンに勤務し、自社ワインの販売戦略や売り場づくりを担当していらっしゃったそう。

スーパーや量販店の売り場をプロデュースし、どうすれば手に取ってもらえるか、どうすれば売れるのかを徹底的に考え抜く仕事。
その中で手がけたボジョレーヌーボーの売り場では、全国でもトップクラスの売上を記録し、いまなお更新されていない実績もあるのだとか。

仙田さんが、この活動を始めたきっかけは、自分への絶望感だったといいます。
コロナ禍を経て、自宅で仕事をする時間が増えるなかで、「自分は地域のために何もできていないじゃないか」と考えるようになったといいます。

そんなとき、背中を押したのが、「だったら、自分が得意なワインで何かやってみたら?」という奥様の一言だったそう。

自分の好きなこと、得意なことを通じて、地域に貢献できる場所をつくる——その想いから、最初はワインスクールという形でスタートし、いまの「みぞのくちワイン会」へと繋がっていったそう(ワインスクールも、みぞのくちワイン会と並行して現在も開催中)。

「自分の好きなことで、誰かの役に立てたら」
そんなシンプルな想いが、この場所のあたたかな空気感につながっているのかもしれません。

地域で広がるワインの輪

「みぞのくちワイン会」の魅力は、ワインそのものだけではありません。
回を重ねるごとに、人と人とのつながりが少しずつ広がっていく——そんな“輪”の存在も、この場の大きな特徴です。

仙田さんのお人柄やきめ細やかな気配りもあって、初めて参加した方も気づけば自然と会話が生まれ、次に来たときには顔見知りが増えている。
そんな温かい空気感が、このワイン会にはあります。

ちなみに、個人的にも、仙田さんのあたたかさと気配りを感じた出来事があります。

1年ほど前、筆者(私)がちょうど結婚したばかりの時に、妻と一緒にワイン会に参加をさせていただきました。すると、私からは仙田さんに何も伝えていないのに、結婚したという情報をどこからか仕入れた仙田さんからサプライズでワインをいただいたんです!

こうした何気ない心配りの一つひとつに、ただのワイン会なのではなく、同時に“人がつながる場”でもあるんだなと実感します。「みぞのくちワイン会」の輪は、これからも少しずつ、この街の中に広がっていきそうです。

ちょっといい夜を、溝の口で

「みぞのくちワイン会」は、ワインを楽しむ場でありながら、それ以上に“人と人が出会い、つながる場所”。
知識がなくても、初めてでも、自然とその輪の中に入っていける不思議な心地よさがあります。

美味しいワインと料理、そしてそこに集まる人たちのあたたかさ。
いつもの溝の口で、少しだけ日常を離れてみる。
そんな“ちょっといい夜”を過ごしてみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

▼”みぞのくちワイン会”と”高津ワインスクール”の開催情報は下記URLから
https://kakurega.jakegai-wine.com/

この記事を書いた人

中野けんと

中野けんと

1997年生まれの28歳。川崎市高津区生まれ、高津区育ち。地元のことが大好きで、学生時代からまちづくりや地域活動に携わってきました。大好きな地元高津区を多くの方々に知ってもらえるよう、その魅力を発信していきます。