溝の口にも芸術の秋到来!「おんまち・みぞのくちライブ 溝ジャズDAY」 

photo by Taku Watanabe

川崎市は、「音楽のまち」と言われているのをご存知ですか? 

川崎駅前のミューザ川崎シンフォニーホールをはじめ、溝の口にも洗足学園音楽大学、糀ホール、溝ノ口劇場、キラリデッキなど音楽にゆかりのある場所も多数あります。 

今回は、毎年楽しみに観させていただいているJAZZライブ『おんまち・みぞのくちライブ 溝ジャズDAY!』をご紹介します。 

雨音より生音のシャワーをどうぞ!

photo by Taku Watanabe

9/20(日)はノクティ2(マルイ側2F入口)で、『おんまち・みぞのくちライブ 溝ジャズDAY!』が開催されました。 

9/15から川崎市で行われている「かわさきジャズ2025」と連動したイベントです。このライブの日がくると芸術の秋が来たことを感じます。 

場所もマルイ側2F入口で無料のライブ。「何をやっているんだろう!」と興味津々に生の音楽を聴いていかれる老若男女で会場はとても盛り上がりました。 

ただし、少しだけ天気が危ぶまれ、開始時間が10分早めの11:50から変更になりました。 

トップバッターAtomic Heart(アトミックハート)の千葉香織さんのあいさつでライブはスタートです! 

「思いのままジャズを楽しんでください!」 

この上なく個性あふれる4バンドが出演!

今回は、溝の口ジャズ同盟から選りすぐりの4バンドが出演しました。演奏と演奏の間にメンバーのMCが場を盛り上げ、話は時に笑いが起こることも!立ち見であることを忘れるくらい楽しいライブとなりました! 

Atomic Heart(アトミックハート)

トップバッターは、ヴォーカルの浜田亜東実さん率いるAtomic Heart! 赤いトップスが目を引く7人組です。アレンジも秀逸です!キーボード、ベース、ドラムが作る堅実なリズムに、トランペット、サックス、ヴァイオリン、そしてヴォーカルが加わり、華やかな音の束がステージを彩ります。 

のざわバンド

横浜・綱島の立ち飲み居酒屋「のざわ」で意気投合して結成されたグループです! メンバーのTシャツは、なんとお店に許可を得て作ったという徹底ぶり。丸く柔らかい音色のEVI(エレクトロニック・バルブ・インストゥルメント)と、エレクトリックな響きのEWI(エレクトロニック・ウィンド・インストゥルメント)2つのデジタル管楽器が織りなす、クールでソフトなサウンドが魅力的です。 

ウエファラオ・サンダース・真(シン)

メンバーの名前とJAZZの巨匠の名前がそのままバンド名になった、ウエファラオ・サンダース・真。 ステージ上では、サックス2本の分厚いサウンドと楽しいコール&レスポンスが炸裂!演奏中にメンバー同士が笑顔でアイコンタクトを交わす様子は、見ているこちらまで楽しくなりました。 

Mizzo Forte 2025(ミゾフォルテ)

トリを飾るのは、Mizzo Forte 2025!ジャズスタンダードからラテン、マンボまで、その音楽性の幅広さで観客を魅了します。 圧巻は、サックスの桜庭さんがブラジル人「マイケル・ジョーダン」としてボーカルを取った瞬間。ステージに差し込んだ光が、まるでその熱唱を祝福するかのようなドラマを演出しました!続いてラテンのスタンダード「ジノラー」では手拍子とコーラスが一体となり、会場全体が興奮の渦に包まれました。 

JAZZに興味を持った方へ朗報!

photo by Taku Watanabe
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ライブ演奏でJAZZに興味を持っていただけたら、ぜひ溝の口ジャズ同盟へお越しください!なんと、今年で20年目を迎えます! 

Atomic Heartの千葉香織さんが主宰しており、毎月1回、溝の口の音楽スタジオ「STUDIO NODE溝の口」で集まってJAZZセッションを行っています。初めましての人も楽しんで参加できますよ。 

実は、私も時々ヴォーカルとしてセッションに参加させていただいています! 

溝の口ジャズ同盟:nokuchijazz@gmail.com 

「おんまち・みぞのくちライブ」は月1回開催しています!

photo by Taku Watanabe

実は、ライブが終わるのを待ったかの様に空からはねぎらいの雨! 

出演者の皆さんは、無事にライブが終えたことと雨に降られなかったことにひと安心。みなさん。お疲れ様でした。 

「おんまち・みぞのくちライブ」は毎月一回ノクティ2の店頭スペースで開催されていて、老若男女(小さなお子さんから車椅子の方まで)無料でご覧いただける音楽イベント、今回は「かわさきジャズ2025」との連動企画でした。 

みなさん足を止めて、音楽に耳を傾けていました。特に、音に合わせて踊ったり、手を叩く子どもたち!とても微笑ましかったです。 

ファンの1人として、また来年の開催を心から楽しみにしております。 

この記事を書いた人

KYOKO

KYOKO

パート兼ライターとして活動中。高津区在住で、夫との2人暮らしです。
主に高津区のお店やイベントの魅力を、親しみやすい目線でお届けします!

プライベートでは、歌うこと、朗読、推し活とやりたいことが山盛りで、1日24時間じゃ足りません!
そんな私にとって、お酒と音楽のある空間は最高の癒やしです。