自由研究のテーマは、遠くに探しに行かなくても、身の回りにあります。
いつも通る道、近所の川、公園、駅、地名、商店街。
普段は気にしていない場所でも、少し見方を変えると、
- どうしてこうなっているんだろう?
- 昔から同じなのかな?
- 場所によって違いはある?
- どのくらい違う?
- 数えてみたら何かわかる?
- 誰かに聞いたらわかるかな?
- 自分で確かめる方法はあるかな?
と、いろいろな疑問が出てきます。
高津のまちにも、自由研究につながりそうな「なんで?」がたくさんあります。
ここでは、そのきっかけになりそうなテーマを集めてみました。
多摩川から考える
- 多摩川の水はどこから来て、どこへ行く?
- 雨が降る前と後では、川の様子はどう変わる?
- 多摩川の幅は、場所によってどのくらい違う?
- 河原には、どんな大きさや色の石が多い?
- 河原の石を大・中・小に分けると、それぞれ何個くらいある?
- 多摩川の石はどうして丸いものが多い?
- 場所によって石の大きさや丸さは違う?
- 川の流れを小さな模型にして、曲がり方で流れ方の違いを確かめられる?
- 多摩川にはどんな鳥や虫がいる?
- 朝、昼、夕方で見つかる生き物の数は変わる?
- 川の近くと住宅街では、気温は何度くらい違う?
- 多摩川の音は、場所によってどう違う?
- 橋と橋の間は、どのくらい離れている?
- 昔の多摩川と今の多摩川は、同じ形をしている?
- 昔の人は多摩川をどうやって渡っていた?
- 河原の石や砂をイメージした「多摩川の断面模型」は作れる?
- 多摩川に自分で橋を架けるなら、どんな形にする?
- 紙だけで橋を作るなら、どんな形が一番重さに耐えられる?
二ヶ領用水や水路から考える
- 二ヶ領用水は何のために作られた?
- 「二ヶ領」という名前にはどんな意味がある?
- 用水の水はどこから来て、どこへ流れていく?
- 水路の幅は、場所によってどのくらい違う?
- 水が速く流れる場所と、ゆっくり流れる場所の違いは?
- 一定の距離を水が流れる時間を比べると、場所による違いはある?
- 昔と今で、二ヶ領用水の役割は変わった?
- 用水沿いにはどんな生き物がいる?
- 多摩川と二ヶ領用水では、生き物の種類や数はどう違う?
- 水路の近くと少し離れた場所では、気温に差がある?
- 水路が途中で見えなくなる場所は、どこを流れている?
- 高津にはほかにどんな水路がある?
- 昔の人にとって、水はどれくらい大切だった?
- 自分なら、水を何本かの水路に分ける仕組みをどう作る?
- 水路の流れを再現するミニ水路は作れる?
- 水を運ぶ昔の仕組みを、身近な材料で再現できる?
久地円筒分水から考える
- 久地円筒分水は、何のために作られた?
- どうして丸い形をしている?
- 水はいくつの方向に分かれている?
- それぞれ、どのくらいの割合で水が分かれている?
- 分ける割合を円グラフにすると、どんな形になる?
- 水の出口の幅と、流れる水の量には関係がある?
- 円筒分水ができる前は、どうやって水を分けていた?
- なぜ久地に作られた?
- 全国にも同じような円筒分水はある?
- ほかの円筒分水と大きさや形を比べると、何が違う?
- 水をめぐって昔どんな問題があった?
- 今もこの水は使われている?
- 久地円筒分水の小さな模型は作れる?
- 丸い形と四角い形で、水の分かれ方を比べる装置は作れる?
- 自分なりの「公平に水を分ける装置」を考えられる?
高津の地名から考える
- 「高津」という名前はどこから来た?
- 「溝口」の「溝」は何を意味している?
- 「久地」「二子」「瀬田」などの地名にはどんな由来がある?
- 水に関係する漢字が入った地名はどのくらいある?
- 高津区の町名では、どの漢字が一番よく使われている?
- 「川」「谷」「瀬」「溝」がつく地名は、全体の何分のいくつくらい?
- 地名と実際の地形には関係がある?
- 昔と今で町名は変わっている?
- なくなってしまった地名はある?
- 町名の境目は、道路や川と関係している?
- 「溝の口」と「武蔵溝ノ口」はなぜ書き方が違う?
- 高津区には読みにくい地名がどのくらいある?
- 高津の難読地名クイズを作ったら、大人と子どもで正答率は変わる?
- 高津の地名を集めた地名カルタは作れる?
- 地名と地形を組み合わせた立体地図は作れる?
坂や地形から考える
- 高津には、なぜ坂が多い地域がある?
- 平らな地域と坂の多い地域はどこで分かれる?
- 高津には、名前のついた坂がいくつある?
- 坂の上と下では、景色や気温は違う?
- 高津で一番急な坂はどこ?
- 坂の長さと高さの差を比べると、急さはどう変わる?
- 同じ100mでも、平らな道と坂道では歩く時間は違う?
- 坂の名前にはどんな由来がある?
- 多摩川の近くは、本当に低い土地なの?
- 高い場所と低い場所では、建物の種類に違いがある?
- 昔の人は地形に合わせてどんな場所に道を作った?
- 曲がっている道には地形と関係がある?
- 昔の地形と今の地形は同じ?
- 高津の高低差を段ボールなどで立体模型にできる?
- 坂に水を流す模型を作ったら、雨水の動きはどうなる?
- 高津の「坂道すごろく」を作ったら、どんな場所を入れる?
雨や防災から考える
- 道路に降った雨はどこへ流れていく?
- 水たまりができやすい場所には共通点がある?
- 同じ道を100m歩いたら、雨水ますはいくつある?
- 道路によって雨水ますの数は違う?
- マンホールには何種類ある?
- 高津で見つけたマンホールを種類別に数えると、どれが一番多い?
- 大雨のとき、多摩川の水位はどのくらい変化する?
- 高津では、過去にどんな水害があった?
- 洪水に備えるための施設はどこにある?
- 避難所まで歩くと何分かかる?
- 自宅から近い避難所を3か所比べると、距離や坂の数はどう違う?
- 同じ高津区でも、場所によって注意する災害は違う?
- ハザードマップと実際の地形を比べると何がわかる?
- 道路や坂の模型に水を流して、水がたまりやすい場所を再現できる?
- 雨に強いまちの模型を考えるなら、どんな工夫を入れる?
- 子ども目線の防災マップを作るとしたら、何を載せる?
生き物や植物から考える
- 高津にはどんなセミがいる?
- セミの抜け殻は、どんな木に多い?
- 木1本あたりの抜け殻の数は、木の種類によって違う?
- 公園と多摩川では、見つかる虫は違う?
- 10分間探したとき、場所によって見つかる生き物の数は変わる?
- 水辺に多い生き物にはどんな特徴がある?
- 朝と夕方では、鳥の種類や数は変わる?
- 街路樹にはどんな種類がある?
- 同じ道を100m歩くと、街路樹は何本ある?
- 人が多い場所と少ない場所では、生き物の数は違う?
- 川沿いと住宅街では植物の種類は違う?
- 神社やお寺にはなぜ大きな木が多い?
- 外来種は高津にもいる?
- 昔と今で見られる生き物は変わっている?
- 風で飛ぶ種をまねして紙で作ったら、どんな形がよく飛ぶ?
- 高津にいる生き物の図鑑やカードゲームを作れる?
- 生き物が暮らしやすい小さな公園を模型で考えると、何が必要?
暑さや涼しさから考える
- 高津で暑く感じる場所はどこ?
- 多摩川の近くは住宅街より涼しい?
- アスファルト、土、草では表面の温度は何度くらい違う?
- 木陰と建物の影では涼しさは違う?
- 朝、昼、夕方で、同じ場所の温度はどう変わる?
- 1時間ごとに測ってグラフにすると、どんな形になる?
- 公園と駅前では、どちらが暑い?
- 木が多い道と少ない道では、温度に差がある?
- 風が通る道にはどんな特徴がある?
- 昔より高津の夏は暑くなっている?
- 高津で「涼しい道」をつなぐと、何分くらいの散歩コースになる?
- 小さな家の模型で、屋根の色を変えたら中の温度は変わる?
- 日よけの形を変えて、どれが一番広い影を作れるか試せる?
- 「涼しい高津」をテーマにしたまち模型を作るとしたら、何を配置する?
大山街道から考える
- 大山街道はどこからどこまで続いている?
- なぜ高津を通っている?
- 昔はどんな人が歩いていた?
- 昔の人は一日にどのくらい歩いた?
- 今の自分の歩く速さなら、大山まで何時間・何日かかる?
- 高津の大山街道は何kmくらいある?
- 昔の人はどのくらいの間隔で休んでいた?
- 街道沿いにはどんな店があった?
- 昔から残っている建物や道しるべはある?
- 今の道と昔の大山街道は同じ?
- 昔の写真と今の景色を比べると、何が変わった?
- 大山街道があることで、高津のまちはどう発展した?
- 昔の大山街道の一部分をジオラマにできる?
- 昔の旅人が持っていた道具を再現できる?
- 昔の旅人向けの「大山街道案内図」を自分で作るとしたら、何を載せる?
駅や電車から考える
- 溝の口にはなぜ二つの鉄道路線が通っている?
- 「溝の口駅」と「武蔵溝ノ口駅」はなぜ名前が違う?
- 駅ができる前、この辺りはどんな場所だった?
- 朝と昼では、1時間に来る電車の本数はどのくらい違う?
- 電車は平均すると何分おきに来る?
- 各駅停車と急行では、目的地まで何分くらい違う?
- 駅の近くに店が多いのはなぜ?
- 駅から100m、500m、1kmと離れると、店の数はどう変わる?
- 家から駅まで、最短の道と歩きやすい道ではどのくらい距離が違う?
- 5分、10分、15分歩くと、それぞれ駅からどこまで行ける?
- 踏切がある場所とない場所の違いは?
- 高津区にはどんな種類の電車が走っている?
- 鉄道ができたことで、高津のまちはどう変わった?
- 昔の人は電車がない時代にどうやって移動していた?
- 昔と今の駅前を模型で並べたら、どんな違いが見える?
- 自分なら「高津らしい駅」をどんな形にする?
- 高津の鉄道路線を使ったボードゲームは作れる?
商店街やお店から考える
- 高津にはどんな商店街がある?
- 商店街によって店の種類は違う?
- 100m歩くと、お店は何軒ある?
- 飲食店、美容室、病院など、種類別に数えると何が一番多い?
- 商店街全体のうち、飲食店は何割くらい?
- 昔から続いている店はどのくらいある?
- お店の名前にはどんな由来がある?
- 昔と今で、商店街の店の種類は変わった?
- 看板にはどんな色が多い?
- 看板の色を数えてグラフにすると、どんな傾向がある?
- 個人のお店とチェーン店は、どちらが多い?
- 駅から離れると、お店の数や種類は変わる?
- 同じ商品でも、お店によって値段は違う?
- 自動販売機には何種類の飲み物が入っている?
- 自動販売機では、どの価格の商品が一番多い?
- なぜこの場所で店を始めたのか、店の人に聞くと何がわかる?
- 高津のお店を紹介するオリジナル商店街マップは作れる?
- 自分なら高津のお店の看板やパッケージをどうデザインする?
- 商店街をテーマにしたすごろくを作ったら、どんなマスができる?
町工場やものづくりから考える
- 高津にはどんな工場がある?
- 何を作っている工場が多い?
- なぜ高津に工場が集まった?
- 工場は高津のどの地域に多い?
- 工場の数を地域ごとに比べると違いはある?
- 完成品ではなく部品を作る会社があるのはなぜ?
- 小さな部品は、最終的に何になる?
- 工場ではどんな機械を使っている?
- 同じものを10個作るとき、どうすれば同じ大きさにできる?
- 1個ずつ作るのと、まとめて作るのでは時間はどのくらい違う?
- 昔と今で作るものは変わった?
- 町工場の仕事にはどんな種類がある?
- 高津で作られたものは、どこへ運ばれていく?
- 身近な材料で「同じ形のものをたくさん作る」仕組みは考えられる?
- 工場で使われる道具や機械を紙や段ボールで再現できる?
- 自分が町工場を開くなら、何を作る?
ことばや文学から考える
- 高津を題材にした歌や文学作品はある?
- 昔の人は高津の景色をどう表現した?
- 多摩川を表す言葉にはどんなものがある?
- 同じ水の音でも、人によって表現は違う?
- 高津にゆかりのある作家や芸術家はいる?
- 昔の文章から、当時の景色を想像できる?
- 高津の風景を俳句や短歌にすると、どんな言葉を使いたくなる?
- 高津を表す言葉を50個集めたら、どんな言葉が多くなる?
- 自然、建物、人、音などに分類すると、どのグループが一番多い?
- 同じ場所を子どもと大人が文章にすると、違いは出る?
- 高津らしい言葉や音はある?
- 高津で集めた言葉を使って、短い物語や詩集を作れる?
- 昔の文章をもとに、その風景を絵や模型で再現できる?
- 「高津ことば図鑑」を作るなら、どんな言葉を集める?
英語から高津を考える
- 「高津」は外国の人にどう説明すれば伝わる?
- 「二ヶ領用水」や「円筒分水」は英語でどう説明する?
- 地名のローマ字表記にはどんなルールがある?
- 駅や公共施設には、どのくらい英語表示がある?
- 日本語だけ、英語つき、絵つきの案内板は、それぞれ何個くらいある?
- 日本語が読めなくてもわかる案内表示はある?
- 外国の人に高津を紹介するなら、どこを選ぶ?
- 日本語では簡単なのに、英語では説明しにくいものはある?
- 外国人向けの案内と日本人向けの案内には違いがある?
- ピクトグラムだけで意味はどこまで伝わる?
- 外国の人向けの高津案内マップを作るなら、どんな情報を載せる?
- 高津の名所を紹介する英語カードは作れる?
- 高津のオリジナルピクトグラムを作るなら、何を表す?
昔と今を比べる
- 50年前の高津はどんなまちだった?
- 今の住宅地には、昔何があった?
- 昔は田んぼや畑がどのくらいあった?
- 昔と今の地図で、田畑や住宅の割合はどう変わった?
- 多摩川や水路の形は変わった?
- 昔の道路と今の道路は同じ?
- 昔の写真と同じ場所から写真を撮ったら、何が変わっている?
- 昔の子どもはどこで遊んでいた?
- 商店街は昔と今でどう変わった?
- 昔の夏と今の夏では、過ごし方は違う?
- 高津に住む人の数はどう変わってきた?
- 10年ごとの人口をグラフにすると、どんな変化が見える?
- 地域の人に昔の話を聞くと、地図や本には載っていないことが見つかる?
- 昔の写真をもとに「昔の高津」の一部分を模型にできる?
- 昔と今の写真を並べたアルバムや地図を作れる?
- 「昔の高津」「今の高津」「未来の高津」の3つを並べて表現するとしたら、どうなる?
公園や身近な道から考える
- 近所にはどんな公園がある?
- 公園によって広さはどのくらい違う?
- 広い公園ほど、遊具の数も多い?
- 公園100平方メートルあたり、木は何本くらいある?
- 木が多い公園と少ない公園では、暑さや生き物に違いがある?
- 公園はどんな場所に多い?
- 家から一番近い公園までは何分かかる?
- 5分以内で行ける公園はいくつある?
- いつもの道を100m歩くと、電柱や街路樹はいくつある?
- 住宅街と駅前では、道路の幅はどのくらい違う?
- 十字路とT字路では、どちらが多い?
- どうして曲がっている道や細い道が残っている?
- 昔の地図と比べると、今の道はどのくらい変わっている?
- 高津の公園を紹介するマップやすごろくを作れる?
- 自分なら近所にどんな公園を作りたい?
自由研究のタネは、高津の日常の中にある
「自由研究をしよう」と思ってからテーマを探すと、難しく感じることがあります。
でも、
いつもの道を少しゆっくり歩いてみる。
川をいつもとは違う場所から見てみる。
町名の看板を気にしてみる。
数を数えたり、長さや時間を測ってみる。
昔からあるお店の人に話を聞いてみる。
そんなところから、「あれ?」が見つかるかもしれません。
大切なのは、最初から立派な答えを出すことではなく、
「ちょっと気になる」
と思ったことを、自分なりに追いかけてみること。
この夏、高津のまちをいつもより少しだけよく見てみると、身近な場所が自由研究のテーマに見えてくるかもしれません。