自由気ままな散歩道~江川せせらぎ遊歩道~

JR南武線・武蔵新城駅(南口)から徒歩5分くらいの場所に、全長2.4kmに渡って流れる「江川」に沿った遊歩道があります。

「江川せせらぎ遊歩道」は、下水道整備により河川としての役割を終えた江川の跡地を利用して、新しい都市空間の創造を目指したもので、計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ型事業として進められ、2003年6月に完成しました。(川崎市上下水道局HPより引用)

遊歩道は、8つのゾーンに分かれていて、テーマごとに多彩な草花や、近所の方が管理されているようなスペースもあり、江川に沿って運動目的のウォーキングをするも良し、目的を持たず散歩をするのも良し、ただ横切るだけでも良し、という自由気ままに楽しめる場所になっています。

遊び盛りのお子さんがいらっしゃる方は、遊具目的で行くのも楽しいです。大人も楽しめる(健康になれる)健康器具エリアもありますよ。

武蔵新城駅から歩いて、2つ目の大きな交差点を渡ったあたりからは、カルガモの姿を見ることができます。運が良ければ親子で泳ぐ姿を見ることもできるかもしれません。間近で見るヒナはとても可愛いです。

人に慣れているので、こんなに近づいても逃げません。

この日、初めて終点まで歩きましたが、後半の道には「どんぐりどうぞ」の箱が設置してあったり、どんぐりで作った作品が木にぶら下げてあったりして、一緒に歩いた子どもたち(7歳、5歳)も興味津々の様子でした。

そんなこんなで歩いていると、あっという間に終点(江川ポンプ場前)に到着しました。途中にも楽しいスポットがたくさんあったのですが、是非みなさんにも一度歩いてほしいので、ここでは敢えて省略したいと思います。

江川せせらぎ遊歩道は、武蔵新城に住み始めた頃から、当たり前のように私の日常の中にありました。駅に行くまでに必ず通るだけではなく、保育園の送迎時にも通っていました。春は桜の並木道に癒され、夏はザリガニ釣りの親子連れで賑わい、寒い冬にも育児の気分転換で当時赤ちゃんだった長女をベビーカーに乗せてお散歩したりもしました。

目的もなくただ「歩く」ことを受け入れてくれて、休憩もできる最高の散歩道。初めて知った方はもちろん、近所にあるけど終点まで歩いたことがない方も、是非歩いてみてください。何か新しい発見があるかもしれません。

この記事を書いた人

kanae

川崎生まれ・川崎育ち、三姉妹の母です。
会社員を経て、現在は働く時間をセーブし、子どもたちと向き合う時間と自分の人生設計を見直す時間を大切に日々を過ごしています。
魅力溢れる川崎の街を様々な角度から発信できたらと思っています。