第10回多摩川カレーグランプリ① 参戦レポート

2025年9月28日(日)に、「多摩川カレーグランプリ」が開催されました。神奈川県川崎市高津区・大山街道沿いの地域を中心とした地元飲食店が、自家製カレーで競い合う本イベント。記念すべき10回目の今回は、全17店舗が参加し、“華麗なるグランプリ”を目指してしのぎを削りました。

会場は二子新地駅側の多摩川河川敷。駅からもほど近く、区外からもたくさんの来場者の姿が。

1日開催でなんと約6,500人もの来場者が集った一大人気イベントの様子をレポートします。

イベントは10時からスタート

心地よい秋晴れに恵まれたイベント当日。オレンジ色のテントが連なるカレーブースには、イベント開始早々からスパイシーな香りが漂います。カレーの販売は11時からですが、10時にはドラムサークル、10時30分にはステージイベントも始まって、会場はあっという間にお客さんでいっぱいになりました。

カレーブースのテントでは、各店準備に大忙しの模様。1~17番まで順番に並んでいるので、来場者にもわかりやすい配置がありがたい。
こだわりのカレーが大鍋いっぱいに!開店前から食欲をそそられます。
笑顔を向けてくれたのは「炭火焼肉スップル」の皆さん。準備も楽しそう!

いよいよカレーが販売開始!

11時から、カレーの販売がはじまりました。来場者はみんな、お目当てのカレーを求めて行列に。カレーは単品販売のほか、お得な3枚チケットもあり。友人や家族で来て、みんなで食べ比べをする姿も多くみられました。

前回、2024年のグランプリに輝いた「珈琲丸」のカレーブースは、開始早々長蛇の大行列に。
並べて眺めてみると、色も具材も個性豊か。蓋についているQRコードを読み込んで、1番美味しかったカレーに投票します。

※出場した全17店については、別の記事でじっくりご紹介しています。

別腹のスイーツもいかが?

カレーの食後に立ち寄りたくなるのがスイーツブース。「小泉農園」のいちご削り、「黒猫豆花」の台湾伝統スイーツなど、こちらもバラエティ豊かな10店舗がイベントを盛り上げました。

個包装でテイクアウトできるスイーツも充実。
「二坪食堂」の酵素シロップを使ったソーダ。爽やかでとっても美味でした。

ショップ&ワークショップのブースも

食以外にも、まだまだ楽しみがたっぷりの本イベント。ハンドメイド作家によるアクセサリーや雑貨の販売やワークショップのブースも用意。もくもくと工作に励む子どもたちの姿が印象的でした。

「Rumiko~陶磁器~」では、オリジナリティあふれる花器や器を販売。
ミニチュアパンとお菓子のアクセサリーを扱う「coco cherie ココシェリー」。キュートなアイテムがいっぱい。
ステージではゴスペルやフラダンス、ヒップホップ、K-POPダンスまで、さまざまなグループが登場し会場をにぎわせていました。

気になる今年のグランプリは…!?

イベントもいよいよ終盤。来場者の1人1人の投票によって決まった、1位~3位までが発表されます。栄えやる第10回のグランプリに輝いたのは…

第1位 Trattoria BUBU「20種類のスパイスを調合したブーブーカレー」

高津にあるイタリアの郷土料理とワインの名店「Trattoria BUBU」が、見事グランプリに輝きました。今回、なんと初出場!「20種類のスパイスを調合したブーブーカレー」は、ひき肉と香味野菜を使った、奥行のある感動的な味わいでした。

第2位 コロココデリ「ガラダシポークカレー」

手づくりのお惣菜とお弁当の専門店「コロココデリ」は、昨年と同様に第2位を受賞。「ガラダシポークカレー」は、まろやかなダシの旨味で落ち着く味わいが魅力的でした。

第3位 クルクマ「ほうれん草のチーズカレー」

高津区役所近くのスパイスカレーのお店「クルクマ」が、こちらも昨年と同様に第3位に。ほうれん草がたっぷり入ったチキンカレーは、ココナッツの風味を感じる絶品でした。

同イベントは2026年も開催予定!

一日中、晴天に見守られ大盛況の中で幕を閉じた第10回多摩川カレーグランプリ。カレー店に限らず、カフェや、焼き肉店、イタリアンなど、さまざまなお店が丹精込めて提案した「カレー」は、それぞれに光る魅力がありました。ひと口にカレーと言えど、こんなにも個性の違いが楽しめるのか! と驚きの連続でした。

最後は出展店舗の各代表の皆さんで記念撮影。

同イベントは、来年も開催を予定しているとのこと。どのお店からグランプリが選出されるのか、早くも2026年が待ち遠しいです!

この記事を書いた人

ミナミノマリコ

ミナミノマリコ