多摩川花火大会2025 ― 高津コネクト編集部が現地で徹底調査!

2025年10月4日(土)に開催された「多摩川花火大会」。
今年も秋の夜空を彩る大輪の花火が、多摩川をはさんで川崎と世田谷の両岸から打ち上げられました。
高津コネクト編集部では、ベストな鑑賞スポットや現地の雰囲気を調査!その様子をレポートします。

基本情報:二つの花火大会が同時開催!

多摩川花火大会は、川をはさんで「川崎側(川崎市制記念多摩川花火大会)」と「世田谷側(世田谷区たまがわ花火大会)」が同時開催されるのが特徴です。

打ち上げ地点

川崎市側・・・「多摩川河川敷」二子玉橋下流約300m。二子橋と第三京浜のちょうど中間くらいです。
世田谷区側・・・「区立二子玉川緑地運動場」

両方が視界に入るスポットではまさに“花火の競演”が楽しめます。

場所取り事情:前日夜から静かな熱戦がスタート

前日夜からすでにレジャーシートが並びはじめていました。

編集部が朝9時ごろに現地へ行くと、すでに人気エリアはかなり埋まり気味。
遠目からみて「あ!空いてるかも!」と思っても、近づいてみるとビニールロープで場所取り済…ということも。

ただし、ビニールロープの場所取りは、実際のレジャーシートより大きめに確保しているケースが多いそうで、
1時間前に到着した人の話では、少人数なら隙間に入ることも可能とのこと。

グループでゆったり見たいなら早めに場所取り、少人数ならあまり気張らずとも大丈夫、という感じでしょうか。

現地で観るからこその迫力!

編集部は第三京浜の橋近くから観覧しました。
目の前に上がる川崎側の花火はとにかく大迫力!



対岸の世田谷側の花火も奥に小さく見え、「二重の花火」を楽しめる贅沢なロケーションです。

川崎側の花火は音楽と花火のコラボレーション”ハナビリュージョン”が見どころのひとつ。
会場のスピーカーから流れるBGMとともに盛り上がりは最高潮。
この臨場感は、やはり現地でしか味わえない醍醐味です。

シャッターチャンスは「各章の最初」!

カメラを構える人にとって気になるのが煙。
打ち上げが続くと煙が滞留し、せっかくの花火が見えにくくなることもありました。

写真や動画をとるなら、おすすめは各章の冒頭部分
花火の打ち上げは章立てになっており、現地で見ていると章の始まるタイミングで章のタイトルやテーマのアナウンスがあります。
開始直後は空気が澄んでおり、華やかなオープニング花火が上がることが多いのでおすすめです。

また、風上から観覧していた人は煙がほとんど気にならなかったという声も。
その年の風向きをチェックして、鑑賞場所を決めるのもポイントです。

有料席で見る贅沢体験

混雑や場所取りを避けたい人には、有料席もおすすめ。
価格はパイプ椅子席が約5,000円~、一番前のリクライニング席テーブル付き4人席なども用意されており、飲食を楽しみながら花火を満喫できます。

有料席で見た来場者の声では、

「直前に来てもベストな位置で見られた!」
「灰が落ちてくるくらい近くて迫力満点!」
「場所取りを気にせず楽しめた」

と、満足度はかなり高め。
ゆっくりベストポジションで観たい、疲れたくない、という方にはお勧めです。

今年も「音と光の競演」に感動!

川崎と世田谷、両岸の花火が響き合う多摩川花火大会。
迫力ある演出と音楽のシンクロ、そして多摩川の風が運ぶ秋の夜の空気——。
そのすべてが、地域の人たちにとって一年に一度の特別な時間となりました。

来年はどんな演出で楽しませてくれるのか、今から待ち遠しいですね。

この記事を書いた人

EY

高津歴6年。映画とカレーが好き。高津にミニシアターができるといいなと思っている。9歳男児の子育て中。